2010年 08月 15日
ついに |
忙しさのピークを感じました!!
分散型といわれる今年のお盆シーズンで、
ようやく空港に人が集まってきたのを実感できました。
搭乗数以上の人の集まりは送り迎えの多さにあるので、
データではなく経験から読むもののように思い、改めて勉強になりました。
営業はどうかというと・・・驚くことでもないですが悲惨でした。
売り上げ・客数・客単価とか数字は置いておいて、
内容が良くなかったのです。
そして、
それ以上にお客様を迎え入れる体勢が出来ていなかったことが酷かった。
「カレンダー上のピークは今日だ」
と分かっていながらの悲惨な有様。
モチベーションをぐっと高めなければいけないし、
当然、体調管理は万全でなければいけない。
食材のストックや管理は必要数を算出して備えるべきだし、
当たり前にお店は綺麗な状態で準備することが重要。
何よりもスタッフ全員でそういう準備ができていなかったことが良くなかった。
Baristaとして恥ずかしくないクウォリティーとスピードは保てたとは思いたいけど、
今日の営業から反省する材料の多さに、
ただひたすら悔しい気持ちでいっぱいになっています。
心から楽しめなかった・・・。
達成感を得ることがまったく出来なかった。
仕事の失敗は仕事で取り返すしかないけども、
今日お越しいただいたお客様は2度とお越しいただけない。
そういう責任感を背負う必要があると思いました。
まだまだ未熟です。
過去に栄光なんてないし、今には満足できない。
自分のことを職人だなんて思えないし、ましては芸術家なんてもってのほか。
だから、明日の為にできることをもっともっと実戦しなければと思います。
「ソロモン流」というテレビ番組で、
「本場ナポリ ピッツアを日本に広めた先駆者・柿沼進」さんのドキュメンタリーを観ました。
15年間のピッツアヨーロ(ピッツア職人)の考え方やチャレンジの仕方に、
とても沢山の共感を覚えました。
美味しいピッツアをより身近なものにする為に行動されている様は、
今後の自分の指標になるような感じを受けました。
ビジネスも大事だし、カフェ・バール・バリスタ文化の発展も大事だから。
私自身には柿沼さんのような能力はまだ無いけど、
いつか負けじ劣らじの仕事ができるようになりたいと思いました。
一生ずーっと関わっていたいものは、きっと15年間変わらないでしょうから。
ROMAのPIZZALIUM
明日、明後日とお店は混雑が予想されます。
そしてその後に閑散期になろうとも、
自分のやるべきこと、方向性は変わらないと思います。
もしそういった気概を感じていただけたら、
私はこの上なく嬉しく思います。
ノガタカズキ@Barista
by nogatattimo
| 2010-08-15 23:49