2014年 05月 29日
mio barにて |
ciao ,a tutti!!
こんばんは、ノガタです。
こんばんは、ノガタです。
昨日のお休みで広島に行ってきました。
先日ブログに書いたとおりで、mio bar さんは素敵なお店でした。
ウチよりももっとカッコ良いスタイリッシュな空間を演出されてました!!
イタリアンバールとしての共通点もたくさんありまして、
バンコにいらっしゃるお客様の自由なオーダーに平然と応じられていたり、
立ってバンコを利用するお客様がいらっしゃったり、
どのようなお客様にも柔軟に謙虚に接客をされている様子に感動しました!!
この心地よさはとっても久しぶりでした。
私よりも経歴が少し長く、私よりも1つ年上、私よりも半年早く開業されていた、
そんなバリスタなんて世の中にそう多くはありません。
経営者として、バリスタとして生きてきた私と同じことを考えられていたり、
きっと同じ以上に苦労されてきたでしょうし、
また今後に関しても楽観できるような時勢にないなんてこともお話できました。
※気になる方はペルトッシーニのバンコにどうぞ。
良い縁よりも、残念だけどそうではない縁の方が多くあります。
だからこそこういった出会いをきちんと大事にしたいなと感じました。
ご馳走さまでした。
宮西さん、スタッフの方々どうもありがとうございました!!
話は変わりますが、
「福岡のカフェ事情はどうですか??」という質問を非常によく受けます。
私はとっても危惧しています。きっと私だけではないでしょうが。
コーヒー屋さんが増えることは大歓迎です。
でも、方向性の違いから『ネガティブキャンペーンを張ること』には、
声を大にして反対しています。
最近聞いた話では、
「ラテアートにピックを使うバリスタは、ピックを使わないと絵が描けないから」
「エスプレッソを注文したら、ソーサーもスプーンもお砂糖も出てこなかった」
「福岡で一番美味しいコーヒーはここでしか飲めない」
「シングルオリジンはお米でいう魚沼産こしひかり。ブレンドは邪道」
「アラビカ種じゃないとコーヒーなんて美味しくない」
「百貨店のイタリアンフェアにはエスプレッソは必要ない、ラテで十分」
「福岡でイタリアンエスプレッソが飲める店はない」
「バール系でやるサービスのせいでコーヒーの成長が鈍化した」
「マルゾッコ、シネッソ、クローバー、シモネリが最高のマシン、他はダメ」
「バールでコーヒーを飲むのは、雰囲気だけ」
「コンテストで名を売らないとお店は続けられない」
なかなか酷いお話です。orz
ここに挙げたものは、全部事実とは異なります。
解釈が変えられるとイヤなので理由や誰が言ってるかは言いませんが。
そういうお店が増えていることは残念ですよね。
どこかを叩かないと存在意義をアピールできないなんて悲しい。
コンビニのコーヒーが美味しいっていうのを否定しません。
どんな方がどのような状況で飲まれるかと考えれば言いだけで、
100円前後での価格はとても消費者寄りで魅力的ですよね。
スターバックスのメニューの幅の広さや親しみやすさはスゴイと思います。
私自身マンゴーフラペチーノを一体何回購入したでしょうか!!
それでいて最近のお店作りには驚きを感じます。コラボレーションも雰囲気も。
個人経営の喫茶店や自家焙煎のお店を尊敬します。
腕ひとつでどこまで自分のこだわりや流行のものを表現できるか、
またそれをどう知ってもらい売るかという企業努力はとても大変なことですから。
何事も否定するのは簡単です。
しかし、論拠の無い否定は単なるひがみや嫉妬です。
また一般のお客様にとってまったく無意味ではないでしょうか。
ですから私は私のフィルターだけで話をするつもりはないですし、
記録に残るようなところでのやりとりは避けてます。
きっと大人として当たり前なことでしょうが。
当たり前のことを、さも平然とできるようなサービスマンでいたいですし、
そういうスタッフでお店を続けたいと思っています。
10年たってもきっと変わりません。
そんな想いで今日も、明日もバンコに立っております。
イタリアンバール ペルトッシーニへ ようこそ!!
"Benvenuto!!"
ノガタカズキ@Barista
by nogatattimo
| 2014-05-29 20:35