2010年 09月 04日
原点 |
どうも武下です。
先日、岩田屋のイタリア展に行ってきました。
それも、野方さんの師匠の佐藤さんがいると聞いたので。
デルソーレの横山さんが2日間不在で、
その間は、佐藤さんがバリスタをやっているそうです。
会ってすぐにすごいと思いました。
人が大勢いる中、いろんな人の顔を見て
興味がありそうな人には、ニコッと笑顔で接客をしていました。
その時、ふと思ったのが
春に三越であったイタリアンフェアーのときの
ロ・スパッツィオの野崎さんも近くに行かなくてもバッチリ目が会ってしまい
「どうぞ。」と一声かけてくださいました。
やっぱりプロは違うと思いました。
来てくださったお客様だけでなく、前を歩いているお客様や目指して来ているお客様、
色んな人を見て、何かを感じ取っているみたいでした。
その間もスタッフとのコミュニケーションも忘れることなく、
楽しそうでした。
ショットを落とすまでの流れがすごくリズミカルな感じがして、
リズムを大切にしているのかなと思うくらいでした。
落ちがわるいと判断したときは、すぐに止めキレイにした後
粉の入っていないホルダーをセットして、
一からやり直していました。
いつもスタートを同じにして、同じリズムでやっているみたいでした。
見ている限り、ドーシングやタンピングもそうでした。
やはり、一連の流れは、どんな状況であっても同じリズムでやらないと、同じ味は維持できないんだと思いました。
隣のお客様との会話中に
エスプレッソは人によって味が違うという話が出てきました。
同じマシン・同じ豆を使っていても、人によって全然味が違ってくる。
エスプレッソは人の個性・性格が表れるそうです。
話しを聞いていて、ついエスプレッソを注文してしまいました。
楽しそうに会話や仕事・作業をしていると、お客様にもしっかりと伝わっていた。
色んなバリスタの方を見ていると、一番に楽しい・面白いがあげるられる。
原点はココなんだなと改めて思いました。
タケシタテツヤ@Barista
by nogatattimo
| 2010-09-04 00:12